ヤマハ通信機器設定スクールは「体験して修得する」場

こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
匠技術研究所が主催する「ヤマハ通信機器設定スクール」のホームページへのアクセスありがとうございます。

匠技術研究所のヤマハ通信機器設定スクールのコンセプトは、以下の三点です。

  • 体験して修得する
  • 最新の情報を必要なことから知る
  • 納得できるまで質問できる

インターネットが社会を支える時代になり、ネットワークの入門書・専門書もたくさんあります。私も2011年には日経BP社 日経NETWORKより「ヤマハルーターで挑戦 企業ネットをじぶんで作ろう」を上梓致しました。

ネットワークを結ぶ「確かな知識」を効率よく修得するには「体験型の勉強会」が必要です。そこで、一般利用者向けの「体験型ネットワーク構築セミナー」を開発し、提供することにしました。

よく「事前勉強のための参考書を教えてください」というお問い合わせをいただきますが「事前勉強は不要です。安心してスクールにお越しください」と答えています。ネットワークに関する知識は講義の中で説明し、ご質問に回答します。「頭の中で考える」よりも、実際の環境を目の前にお話しした方が正確にご理解いただけます。

先の書籍のタイトルにあるとおり、匠技術研究所の技術スクールは「自分で体験し設定方法を修得する」スクールです。参加者と講師が目標とするネットワークを共に作って行きます。

私自身は、通信の考え方、仕組みや設定方法を「体験を通して理解」してきました。その経験から「通信は体験なしで理解することはできない」と考えています。それは、サーバーシステムの通信を監視するアプリケーション開発をおこなった時に体験した「ネットワークには振る舞いがある」ことを知ったからです。実はネットワークには「曖昧さ」があります。デジタル伝送の時代になり曖昧さを排除しやすくなったのですが、一方で「ベストエフォート」と呼ばれる「曖昧ネットワーク」がインターネットを支えています。

この通信ソフトウエアの開発経験が、大規模な企業IPネットワーク構築に役立ちます。2014年6月現在、私のヤマハルーターでのネットワーク構築経験は18年です。たった一台のルーターがつなぐネットワークから約6,000拠点までを結んできました。5月には将来約2,000拠点を結ぶ予定のネットワークを納品しました。

弊社のスタッフもまた日々ネットワークやサーバーを作っています。私たちのスクールの講師は「実際に構築している」当事者です。この当事者だから知っていることを基に、皆様と講座を創ります。

設定スクールは、参加の皆様それぞれと講師が簡単な自己紹介をすることから始まります。参加者の皆様同士もお互いの経験や、参加の目的を共有することで、講座進行中の質問もしやすくなります。午後の実習を通してお帰りの頃には、皆様和気藹々です。

講座の内容は、日々ネットワークやシステムの構築を手がけている現場感覚を反映させた、100%自社開発、自社製作です。テキストは、概ね年一回大きな改訂を行い、細かな変更は適宜行います。ヤマハ、SCSK両社との長期的な協力関係から、正確でスクール参加者に役立つ最新の情報を提供しています。

スクールでのネットワーク環境は、ほぼ実環境に近いものです。弊社が開発した「演習キット」で広域の通信網や社内サーバーを稼働させ、ルーター、スイッチ、無線LANアクセスポイントは実機を使います。スクール参加者の方も必ず実機を使っていただくので、自社に戻り構築しても、ほとんどの場合、自力で構築することができます。ヤマハ製品のほとんどはヤマハからの協力でご提供いただいています。

このように、スクールの参加者の方は、「現場視点の環境」で研修を受けることができます。よく「ビデオに撮って公開したら」と勧めをいただきますが、私どものスクールは「参加者の方と共につくった、一度きりの場」です。そのため、公開はいたしません。ぜひ、ご参加いただきネットワークを作ることを楽しみとしていただければ幸です。

講師や運営スタッフ共々、皆様のご参加をお待ちしています。

2014年6月1日
株式会社匠技術研究所
代表取締役 谷山 亮治